凛として時雨東京国際フォーラム公演

セットリスト


Chocolate passion
High Energy Vacuum
SOSOS
Enigmatic Feeling
DIE meets HARD
I’m machine
a 7days wonder
serial number of turbo
abnormalize


ピエール中野ドラムソロ


鮮やかな殺人
I was music
DISCO FLIGHT
Telecastic fake show
a symmetry
Sergio Echigo


345物販紹介


#5




昔ライブをよく観ていた凜として時雨のライブに実に数年ぶりに行った
ハウリングや警戒音のようなSEで始まり、赤、緑、青、白、紫などさまざまな色の照明が凜として時雨の曲のイメージを表現するかのように使われていた
冷たく美しいアルペジオ、そして狂気を感じさせるすさまじいTKのギタープレイは今なお健在だった
アニメ「サイコパス」の主題歌として知られてるenigmatic feeling、abnormalizeもプレイ
ドラムソロの前にピエール中野がしゃべり、女優のガッキーの誕生日を祝ってたとのと観客をXジャンプさせ、さらに昨日テレ朝の関ジャニの番組でX JAPANYOSHIKIについて熱く語ってたことに自ら触れてた
まあ多分会場に来てた人たちは大体昨日の関ジャニの番組は観てたのではないだろうか
それからなぜか童謡のどんぐりころころをバックに流しながら2バスの重いドラムソロを叩くというカオスな空間が展開されていたw
ドラムにLEDライトのようなものが仕込んであってドラムソロの間発光していた
ピエール中野のドラムソロのあと流れてきたのはなんとあの「#4」に収録されてる初期の名曲「鮮やかな殺人」・・・・!
時雨の動向はチェックはしてたもののライブには行けてなかったので実に10年ぶりくらいに聴くことになるとは・・・・・
二階席で観てたけどあまり立って観る人はおらず、時雨の初期の食い入るようにステージを観てる棒立ち状態のころを思い出した
・・・・と思ったらDISCO FLIGHTのイントロが流れるやいやな歓声があがり、それまで座ってみてた人もけっこう立ち上がってた
やっぱりダンスナンバーともいえるDISCO FLIGHTは人気があるんだな
さらになんと初期の名曲「セルジオ越後」が観客席を照らすミラーボールの演出とともに演奏された・・・・!
静かなイントロからソロで爆発するように叫ぶTK、そして曲の後半では急激に加速し激情を叩きつけるかのようにギターをかきむしるTKのソロが炸裂していた
そのあと345さんによる物販の紹介
この日は時雨のライブに合わせたかのように雨が降っていて、そのちょうどいいタイミングで時雨仕様の傘も紹介されていた
しかし初めてライブ観てから10年以上経つが相変わらずMCのたどたどしさは変わってなかったのがなんか微笑ましかったw
そしてラストに演奏されたのは「#5」
美しいアルペジオ、TKの新境地ともいえるライトハンドでのギターソロ、さらにそのギターソロに答えるかのようなピエール中野も重いツーバスで手数の限りを尽くすかのようなすさまじいドラムソロを叩きつけた
そしてそのままフィードバックノイズが会場に響く中メンバーたちは静かにステージを去り、気付いたらあっという間にライブは終わっていた
アンコールやらないとは聞いていたがすぐに客電がついて本当にアンコールやらないんだ・・・と思った
やはり時雨はアメリカにもイギリスにもない日本独自のオリジナリティ溢れる唯一無二のサウンドを奏でるバンドだと今日確信した
そして外国人も2〜3人ほどライブに来ていたのを見かけた
他にも制服姿で着てた女子高生も見かけた
20代〜30代くらいがメインの客層かと思っていたが女子高生もいるとは良い
ライブ前も物販の列がすさまじかったが、ライブ後にもまた物販に長蛇の列が出来ていた
ライブ後フォーラムの二階のあるベンチでしばし余韻にふけっていた
10年以上も前に偶然ライブを観ることになった凛として時雨が時が経ってこんな国際フォーラムという大きな会場にたどり着いたというのはやはり感慨深いものがあった・・・・