EURO2012   ドイツVSポルトガル





ポルトガルDF陣にパスコースを消され思うように最後のスルーパスを出せないドイツ。
対するポルトガルもCロナウドをマークしシュートを撃たせず、お互いにゴール前でのこう着状態が続く。
前半44分、ポルトガルのペペが放ったシュートがクロスバーから真下に跳ね返ってゴールラインギリギリのところに落ちたが、ラインは割っておらずゴールならず。
5分5分の緊迫した状態のまま前半は終了。
観客席にはポルトガル国籍であるレアルマドリード監督モウリーニョの姿も。




後半開始直後ドイツがゴール前で次々とシュートを放つもポルトガルDF陣に阻まれる。
後半15分、スライディングタックルのポルトガルのコエントランにイエローカード
後半18分、フリー状態のCロナウドにスルーパスが通るも、なんとかドイツDF陣がブロックしシュートを撃つのを阻む。
後半23分、ポルトガルはCBのポスチガに代えてオリベイラを投入。
互いにゴールをこじあけられない緊迫感の続く試合だったが、後半28分クロスをマリオゴメスがへディングで叩き込んでついに先制点!
31分、サイドのスペースにボールを送りそこから低い高速クロスをあげるが、惜しくもマリオゴメスのつま先に届かず。
後半34分、先制点をあげたマリオゴメスを下げ、この日34歳の誕生日だというクローゼが入る。
ポルトガルもラウルメイレレスを下げ、バレラがピッチイン。
後半36分、Cロナウドが低い高速シュートを放つがそれをノイアーがセーブ。
後半37分、Cロナウドがゴール前でDFをひきつけたあとアウトサイドキックでコエントランにパスするも、シュートをドイツDF陣が防ぐ。
後半41分、ドイツのエジルが下がり、クロースがピッチへ。
後半42分、ゴール前でこぼれたパスをフリー状態のポルトガルのバレラがシュートを撃つも、ノイアーのカラダを張ったナイスセーブに阻まれる。
後半48分、ミュラーを下げ、ラース・ベンダーがピッチへ。
直後のポルトガルコーナーキックをヘディングで合わせるもバーの上。



結局ドイツが1−0で勝利。
死の組と言われるグループBでの闘いを辛くも勝利で飾った。
互いに譲らず1点が果てしなく遠い緊迫感に満ちた試合だった。